ホーム おいしい魚沼産コシヒカリの見分け方
 平成17年より、新潟県ではコシヒカリBLという品種に変わりました。確実に味が低下しましたので、下記は平成16年までの従来種(非BL・本来の魚沼産コシヒカリ)に対しての記述になります。残念なことに、今では従来のコシヒカリを生産している農家はほとんどありませんので、もう本物を見分けても、無意味になったかもしれませんが。。

● 白米の粒は小さめ  意外なことに、 魚沼産コシヒカリの粒は小さめです。 未熟米は別として、 その中でも、おいしい米は、もう少し小さいのです。

 例えば、フルーツトマトをご存知でしょうか。水を極端に制限すると、形は小さくなりますが、甘いトマトが出来上がります。

 米も原理は似ています。収穫時には、こちらは水ではなく、肥料を制限します。多収穫を得るために、肥料を大量に与えたり、 有機肥料を多用したものは稲は元気!に育ち、 米粒が大きくなりますが、 逆にその分味は低下してしまいます。 粒の小さい米の中こそ、うまみは濃縮され、結果、味の濃い米になります。

● 白米は白すぎないものを
   表面に光沢のあるものは
   避けましょう
 "おいしそう!!" に見せるために、 一般的には精米歩合(精米度)を多くします。 しかしながら、お米の一番おいしいところも栄養分も、 表面付近に集中しています。見た目を優先させた 結果、表面を磨きなおしたり、水で洗って光沢を 出しているものが数多くあります。でもそれではせっかくの味 をだいなしにしてしまいます。炊飯前の白米で、特に 光沢のあるものには注意が必要です。

 最近、人気も性能も上がってきている 「無洗浄米」等の精米方式も、見た目はきれいに 仕上がっていますが、「おいしいお米」にこだわるの であれば、精米方法にもこだわりたいものです。 表面に "縦の筋" が少し残っているかをチェックしてみてください。

● 実際の地名を確認しましょう  ニセものはさておいて、 ただ単に「魚沼産」 と表記してあるだけではおいしい米の証明にはなりません。 実はおいしい米は魚沼という広範囲な地名とは全然関係ありません。 むしろ全国にはおいしい米の採れる所が沢山あります。こちらのページをご覧ください

 魚沼の極く狭い一部の土地で生産された米だけが持つ 独特の濃厚な味(甘み・旨み・香り) が、たまたま魚沼地方に存在し、なぜか広範囲の 「魚沼」の名前だけが有名になってしましました。  いくら良い水があっても、気候に恵まれていても、 どれだけ丹精こめて育て上げたとしても、残念ながら 一般の米との味の差は出てこないのです。

● 食味値はあくまで目安に  機械で測る「食味値」は確かに公正に評価できます。 それなりに味の差も現れてきます。ただし、あまり 絶対視はしないでください。TVで他の地域の生産者が、 「80あるから魚沼産コシヒカリに負けない味がする」 などというものもありましたが、魚沼の、特にこの地域、では最低でも90はあると思います。実は99(100が計測上限値) とういうものもごく普通に存在します。

 でもその米が 本当においしいかというと、(普通においしいのだけれど) その味と、独特の味とは別パラメーター なのです。例えば風味や香り、旨みなどのあいまいな味覚においては、現在の食味計で は考慮されていませんので、あまり過信しないようにして ください。数値で言えば90くらいになると、それ以上はほとんど 無意味かもしれません。

ブランドとなった本当の魚沼産は濃厚な味がします。

● 精米日はあてになりません  「その場で精米します」「精米して3日以内」等のキャッチフレーズ が目立つようになりました。スーパー等でも、通常は2週間以内の 米が売られているようです。

 でも、だからといって、その米がおいしいとは限りません。 確かに精米して何ヶ月も経つと味は低下します、でも 2週間過ぎたからおいしくないというものではありません。 だから、最近の不正表示。偽装表示米においても例外ではなく、 売れ残ったものを再包装して店頭に並べていても 検査・判定できないのです。

 本物・本当の魚沼産コシヒカリの場合、米をしっかり研いで、 (一般の米は研ぎすぎると味は確実に落ちます) いただければ、よほど時間のたったものでない限り、 精米直後と変わらぬ味を楽しんでいただけます。



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